コードブルー、27時間テレビの高視聴率で東海テレビ復活へ！

東海テレビ（フジテレビ系列）は２日、９月のゴールデンタイム（Ｇ帯＝１９～２２時）の月間平均視聴率が１２・１％となり、中京テレビ（日本テレビ系列）と同率で名古屋地区１位になったと発表した。東海テレビがＧ帯の視聴率で月間１位になったのは、２０１３年１２月以来３年９か月ぶり。

　最大の要因は月９ドラマ「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―ＴＨＥ　ＴＨＩＲＤ　ＳＥＡＳＯＮ」が好調だったことだ。９月１８日に放送された最終回は平均視聴率２０・３％を記録。月９ドラマの最終回が名古屋地区で２０％を超えたのは、２０１４年７月の「ＨＥＲＯ」最終回（２６・７％）以来となる。

　また「コード・ブルー」の直後に放送された「ＳＫＥ４８のＦＵＮ！ＦＵＮ！ドライブ」が９月４日に１１・５％を記録するなど、後続番組の視聴率を押し上げたことも大きかった。

　さらに９月９～１０日に放送された「ＦＮＳ２７時間テレビ　にほんのれきし」も高視聴率で大きく貢献した。ビートたけしが２００８年から演じてきた花火師キャラクター「火薬田ドン」が引退式を行うなど、大きな話題を呼んだ同番組の平均視聴率は１１・６％だったが、９日の１９～２１時が１５・５％、２１～２３時が２０・８％、１０日の１９～２１時２４分が１８・４％と特にゴールデンタイムで強さを発揮。９日の２１時５９分には番組最高視聴率２７・２％を記録した。

「月９ドラマのコード・ブルーが高視聴率だったことに加え、ゴールデン帯の他の番組も健闘。また２７時間テレビの高視聴率も大きかったです」と東海テレビサイドは久しぶりのＧ帯視聴率トップにニンマリ。名古屋地区では中京テレビが２０１４年以降３年連続で視聴率３冠を達成するなど“１強状態”が続いているが、これをきっかけに東海テレビの反撃開始となるか注目だ。

（視聴率は名古屋地区、ビデオリサーチ調べ）