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キスマイ藤ヶ谷が大事にしていることとは!?ジェネレーションギャップ?

キスマイ藤ヶ谷が大事にしていることとは!?ジェネレーションギャップ?

5月17日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)にゲスト出演した藤ヶ谷太輔。CDデビューまで苦節13年。TOKIO城島茂よりも長い期間、ジャニーズJr.として活動していたことが判明。次々に後輩たちがデビューしていくなか夢を諦めなかった藤ヶ谷に、TOKIOの面々は「よくがんばったよ」と労いの言葉をかけた。多くの先輩グループのバックについて、長い下積みを経験してきた藤ヶ谷にとって、先輩たちへの尊敬の念は骨の髄までしみついているのだろう。頑張り続けられた理由も、嵐のコンサートでファンから「Jr.にまで“ありがとう”って言ってくれて。夢を与えるほうになりたい」と思ったからだと語った。

 そんな礼儀と恩義を大事にする藤ヶ谷が、大先輩の中居正広との旅行となれば、失礼のないよう細心の注意を払うのも当然のこと。番組内で披露されたエピソードから、藤ヶ谷らしさが浮き彫りになった。「誰か連れてきていいよ」という中居の言葉に、「ジャニーズの仲がいいメンバーだと後輩ふたりになって気を使わせてしまうから、大学時代の友人と弟の三男を連れて行った」と、さっそく気をまわす藤ヶ谷。さらに、前日に藤ヶ谷宅にふたりを泊めてシミュレーションをするほどの徹底ぶり。<中居さんを絶対に待たせない><車内では中居さんは広い席、他は狭い席><荷物はなるべく最小限に>という3つのルールを決めて、準備万端の状態へ当日を迎える。しかし、いざ当日になると三男がトイレに行って中居を待たせるわ、中居が気をきかせて出題したクイズに当てもボケもしないわで、「先輩に無駄なエネルギーを使わせるな」とイライラしてしまったという。中居は、そんな藤ヶ谷の様子を鏡越しにすべて見ていて「お前あんなにキレるんだな」と笑われたようだ。

 時代の変遷と共に、先輩後輩を重んじる体育会系なスタイルは、どこかなあなあになってしまっている部分も感じる。藤ヶ谷は5月17日深夜放送のラジオ番組『キスマイRadio』(文化放送)では、ジャニーズ内においても上下関係をはっきりさせる考え方にジェネレーションギャップを感じるようになったことを明かした。

 以前なら、先輩に怒られていたという言葉遣いも「真剣に聞いてくる人なかなかいないよね。“え、マジっすか、そうなんすか~”って、敬語なのかタメ語なのかわからん感じですごい勢い」と戸惑いを隠せない。先日行なわれた『ジャニーズ大運動会』では「後輩の7割ぐらい、宮田(俊哉)にタメ口で話すじゃない。俺は、すごく気になっちゃうのよ。本人同士がいいんだったら、いいんだろうなっていうとこで落ち着くけど……チラって見てましたけど、ホント7割ぐらいですよ。一番下は8歳くらいの子から、タメ口始まってた。“あ、宮田。スポーツしてる、ワロタ”みたいな(笑)」と現状に驚いていた。

 当の宮田は「そうだよね。塚ちゃん(A.B.C-Z塚田僚一)が、めっちゃちっちゃい子にタメ口使われてると、“いやいや、先輩だからね”って思うけど、実際自分も使われてるんだよね。俺、なめられてんのかな(笑)」と、気にはならないといえば嘘になるが、苦言を呈するほどではないと判断しているようだ。

 しかし、基本的な礼儀はやっぱり大事というのが藤ヶ谷の主張。「マリ(Sexy Zoneマリウス葉)とタメ口なのは、こっちからお願いしたの。タメ口で全然いいから話そうって。挨拶のときはしっかりするとかメリハリあるの、マリは」親しき仲にも礼儀あり。締めるところは締めて、誠実な人間関係を築くことこそ、藤ヶ谷の美学なのだろう。その男気は、ドラマ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)で共演している高嶋政宏に「(藤ヶ谷は)人格者。悟りをひらいてる感じ」と言わしめるほど。先輩を立て、後輩を導き、頼り甲斐がある一方で、ちょっと不器用。そんな“昭和男子”な藤ヶ谷は、平成の今あらためて魅力的に映るのではないか。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170524-00010002-realsound-ent

 

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