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関ジャニの『ジャム』は新たなファンを呼び込む!?

関ジャニの『ジャム』は新たなファンを呼び込む!?

関ジャニ∞の『ジャム』が、バラエティに富んでいて面白い。これまでこのグループを積極的に聴いてこなかった音楽ファンも好きになるのではないか。2015年11月発表の前作『関ジャニ∞の元気が出るCD!!』から1年7カ月ぶりとなるこの新作は、2015年5月から始まって今も放送中の『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)があったからこそ、作ることのできたアルバムだ。

 メンバーが出演する冠番組『関ジャム』は、毎回アーティストを招き、音楽にまつわるあれこれをトークする内容。関ジャニ∞は、ジャニーズらしく歌って踊るアイドルであると同時に、各人が楽器を演奏するバンドでもある。『関ジャム』では彼らとゲストが一夜だけのジャムセッションを行う後半のコーナーが一つの売りものになっている。

 ふり返ってみると『関ジャム』は、初期の頃には一般的に顔や名前が知られた歌い手がゲストとして来ていた。ところが回を重ね、放送開始から1年以上過ぎたあたりからだろうか、内容が変化してきた。音楽というジャンルで主役になることが多い歌い手ばかりでなく、プロデューサー、作詞・作曲家、楽器演奏者、振付師など、裏方側の人も頻繁に登場するようになったのだ。それに伴って語られるテーマも具体的になり、メロディの組み立てかた、詞における韻の踏みかた、演奏術、振付の動作の意味など、楽曲やパフォーマンスの細部へとより踏み込むものになった。

 実例を上げ、楽譜で示すこともして楽曲を解説する。音楽界からのゲストが講師的な立場となり、関ジャニ∞が生徒役となる、ある種の教育番組的なバラエティでもある。ジャムセッションは、学習成果の発表会ともいえるだろう。かつてSMAPやKinKi Kidsも番組で歌や演奏の共演コーナーを持っていた。それに対し、音楽バラエティである『関ジャム』の場合、収録したジャムセッションを披露するだけでなく、前段となるトークで当日のテーマを掘り下げもする。そのぶん、グループが自分たちの外部と音楽的にコミットする感覚が深くなっている。

 番組内では支配人という位置づけで、初期には杉本哲太が、現在は古田新太がレギュラー出演中だ。どちらも俳優だが、杉本は紅麗威甦というバンドのボーカル兼ギターでデビューした人だった。また、古田はミュージカルの舞台に立ち、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)エンディングの「恋」ダンスでもみせていた通り、とても器用に踊れる人である。

 そのように音楽を知っている役者が兄貴分として脇を支えるなか、関ジャニ∞がにぎやかに盛り上げつつ、バンドマンとしての顔もみせる。難しくなりそうな話題も楽しく伝えていく、見事な教養バラエティ番組になっていると思う。

 そして、ニューアルバムの『ジャム』には、『関ジャム』のジャムセッションの拡大版のような面がある。これまで番組に出演したゲストが、楽曲提供などを行っているからだ。100回記念でもあった6月25日の放送では、「DO NA I」を作曲した蔦谷好位置が出演して制作過程を紹介したほか、振付稼業air:manによる手話の動作を活かした「今」の振りができるまでも公開していた。

 「DO NA I」は、打ち込みのダンスミュージックでありつつ伝統的なロックンロールのフレーズを織り交ぜた、新旧のテイストをあわせもつナンバー。一方、ストリングスの伸びやかなサウンドで前向きな気持ちを歌う「今」は、謎のアーティスト、ニセ明が作詞作曲したもの(編曲は菅野よう子)。ニセ明とは、星野源のライブに登場して布施明の「君は薔薇より美しい」を熱唱した、長髪でサングラスのあの人だろうか。

 そのほか、ユニコーン作のハードロック「S.E.V.E.N転び E.I.G.H.T起き」、いきものがかりの水野良樹作のバラード「青春のすべて」など、『関ジャム』出演アーティストからの提供曲が多い。BEGINの比嘉栄昇と島袋優がそれぞれ詞、曲を担当したアコギ中心の「夢への帰り道」では、君がピアノを弾き、僕がギターを弾くといったことが歌われる。これは関ジャニ∞が楽器を演奏するバンドであることを念頭に書いた詞だと感じられる。一方、岡崎体育作「えげつない」の中盤では、メンバー同士が悪口をいいあうラップバトルになる。岡崎がネットでファンからの情報を収集し、仕立てた展開だという。これら2曲に代表されるように、番組出演者が手がけた曲は、関ジャニ∞が歌うことを意識して作られている。

 『関ジャム』での音楽のとりあげかたが、番組スタート時に比べディープになってきたことは先に述べた。そのディープさの延長線上でニューアルバムにおける一連のコラボが成立している。『ジャム』のジャケットデザインには、イチゴ、オレンジ、ブドウ、キウイなどフルーツが用いられている。これはジャムという言葉が音楽用語であると同時に、フルーツを砂糖で煮詰めたものを指す言葉でもあるからだろう。『関ジャム』の経験を煮詰めた成果が、『ジャム』を形作ってもいるのだ。

 一方、このアルバムには、錦戸亮主演ドラマ『サムライせんせい』(テレビ朝日系)主題歌の「侍唄(さむらいソング)」(曲を作った池田貴史=レキシはその後に『関ジャム』出演)、横山裕主演映画『破門 ふたりのヤクビョーガミ』主題歌の「なぐりガキBEAT」といったメンバーが俳優業をするなかでのタイアップ曲が収録されている。また、「DO NA I」中盤で村上信五が俺様キャラでラップするのは、深夜バラエティ『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で彼とともに出演するマツコ・デラックスがネタにしてきたTAKATSUKING(以前に村上が演じたラッパー風キャラ)をふまえたものに思える。『ジャム』は様々なアーティストとしてのコラボであると同時に、メンバー個々の活動やキャラクターが反映され、互いに競いあう姿が刻まれたアルバムともなっている。

 丸山隆平、安田章大、大倉忠義、錦戸のユニット曲「ノスタルジア」が初回限定盤Aに、渋谷すばる、横山、村上のユニット曲「Answer」が初回限定盤Bにふり分けられている。また、すべてのタイプに安田作でシングルにもなった「Never Say Never」が収録されているほか、渋谷作「生きろ」(編曲も渋谷)、安田作「JAM LADY」、錦戸作「Traffic」(錦戸とPeachの共同編曲)が通常盤に収録されている。

 アルバム冒頭の「罪と夏」に象徴されるようにノリノリで派手な曲がある一方、「夢への帰り道」のように正統派のしっとりしたバラードもある。ひょうきんで陽気なグループであると同時に、気持ちを真っすぐみせるグループでもある関ジャニ∞が、それぞれの方向にふり切った曲が並ぶ。

 そのことはメンバー作の曲にもいえる。テレビでエッチな場面になるとよく流される「ワーオ」という女性の声を挿入するなど、パーティ気分でとことんバカになってハイになる「JAM LADY」、ファンキーでグルーヴ感のある「Traffic」(アコギは錦戸)は、関ジャニ∞の元気さを音にしている。この2曲は効果音を添加するなど、メンバーが書いた曲をアレンジ面でスタッフが磨きあげたプロのサウンドだ。それとは反対に、アルバム中で唯一、関ジャニ∞がバンドとして登場する「生きろ」は、彼らだけで演奏したシンプルなアレンジだ。無骨な仕上がりではあるが、曲名通りのシリアルなメッセージを届けるにはふさわしいサウンドになっている。無添加な、メンバーの生身が感じられる曲なのだ。この大きなふり幅が『ジャム』の魅力だろう。

 外部の優秀な作家に依頼すること、メンバーが作った曲の収録、バンドとしての演奏。いずれもこのアルバムで始めたことではないけれど、『関ジャム』での経験を積み重ねたことによって、自分たちのやっていることを新鮮な気持ちでとらえ直せたのではないか。外部アーティストとコラボするだけでなく、関ジャニ∞というグループ内であらためてジャムセッションしている印象もある。この調子でどんどんフェスに出て他流試合をしてもらいたいなと思う。

 

関ジャニ∞の『ジャム』は“経験”を煮詰めた成果だ グループの持ち味活かした同作を聴く (リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

 

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